子供の権利には完全に目をつむった原田直子弁護士

「原田直子氏が睡眠中であったかどうかは判然としない」と福岡弁護士会

 

日弁連主催「家事法制シンポジウム 今改めて「親権」について考える〜子の最善の利益の視点から」で居眠りする原田直子弁護士(日弁連副会長)
居眠りする原田直子弁護士

2019年12月に東京の弁護士会館で開かれた親権制度に関するシンポジウムに、主催者の日弁連代表として参加しながら、居眠りをした原田直子日弁連副会長(右写真・肩書は当時)に懲戒請求をした件について、福岡県弁護士会の議決が出ましたので、遅ればせながらご報告します。結論は却下でした。「原田直子氏が睡眠中であったかどうかは判然としない」、「弁護士の品位を失わせる非行があると評価することはできない」という内容でした。

 

動画を見る限り、座って腕を組んで目を閉じている原田直子氏の頭が、睡眠で筋肉が弛緩する際に特有のスピードでゆっくりと前に傾き、居眠りをしている様子が見て取れます。参加者がこのような撮影をしたということは、原田直子氏はそのしばらく前から、周囲から見て明らかに居眠りであるとわかる動作を繰り返していたのでしょう。

 

シンポジウム主催者の代表が、その最中に居眠りをするというのは、社会常識的には考えられないことだと思いますが、「居眠りぐらい、別にいいんじゃないの?」と思う人も中にはいるのでしょうか。最近も、広島県の安芸高田市で、議員の居眠りを指摘した市長を、逆に議長が叱ったというニュースもありました。世の中にはいろいろな考え方の人がいます。いずれにせよ、福岡弁護士会は、「シンポジウムで主催者代表の日弁連副会長が居眠りをするのは問題ない」との判断をしました。

 

現在の懲戒制度では、懲戒するかどうかの基準が「弁護士の品位を失わせる非行」という曖昧なものであるため、弁護士会の一存で、どのようにも判断をすることができます。弁護士会は弁護士の利益のために活動する互助組織でもあり、懲戒制度とは基本的に利益が相反していますから、常に弁護士会に都合のいい判断がされがちです。

 

原田直子氏が自分の主張に反するセミナーの主催者となった理由

 

原田直子氏は以前から、離婚後の親権制度の見直しには明確に反対の立場を表明している人です。しかし、日弁連副会長になったがために、原田氏とは考えが真逆の「親権制度を見直す」方向のシンポジウムに、よりによって主催者代表として出席し、冒頭挨拶までする羽目になっていたわけです。

 

シンポジウムに出席していた人の多くは、子供の権利や利益の観点から親権制度を見直そうと頑張っている法曹関係者や当事者でした。原田直子氏は、居眠りをすることによって、文字通り子供の権利尊重には目をつむったのです。これは「親権制度の見直し論議に関心などない」という原田氏の意思表示、あるいは関係者への意図的な侮辱であるとも解釈できます。ツイッターで原田直子氏が公然と居眠りをする様子を見て、怒りを感じた人も多かったようです。

 

離婚後の親権制度見直しに、本音で反対している法曹関係者は他にも多くいます。しかし、原田直子氏と同じように、子供の権利や利益には目をつむり、口もつぐんでやり過ごそうとしています。それは、親権制度の見直しに反対すべき根拠がないからではないでしょうか。

 

原田直子氏が今も親権制度の見直しに反対しているというのであれば、原田氏とは反対の立場にある人の意見を聞き、堂々とに議論に参加していただきたいものです。それが、責任ある立場にある弁護士のあるべき姿だと思います。

 

(関連記事)

居眠りした原田直子日弁連副会長に関する福岡県弁護士会の議決書

居眠りした原田直子日弁連副会長への懲戒請求をしました