弁護士が依頼人のために児童虐待を勧めることは許されるか

子供が痛がって泣く様子を見て笑う配偶者

 

「原告代理人(萩谷麻衣子・写真)も自分の子供が小学校のとき教室で(子供の足を開いて上に乗る行為を)勧められたが、ごく小さい頃から常時していないと最初は子供は痛がるものである。」

 

これは、私の相手方の代理人であった萩谷麻衣子(本名:佐々川麻衣子)氏が書いた離婚訴訟の準備書面の一部です。私の元配偶者が子供の足を無理に開いて、その上に自分の体を乗せる暴行をしていたことについて、その行為内容を認めつつ、「自分自身も子育てをした際に、自分の子供に対して同様の行為をしていた」と述べて、依頼人を擁護したものです。

代理人が自分の子育て経験を基に訴訟で反論するというのは、珍しいことではないかと思います。萩谷麻衣子氏は、佐々川直幸弁護士との間に成人している二人の子供がいます。

 

そして、ここで問題となっている行為は、私の元配偶者が当時2歳の子供を仰向けに寝かせて、両足を持ち上げて開き、自分の体を子供の下半身に乗せていた行為のことを指しています。実は当時、私もその様子を見ることがありましたが、元配偶者が何をしているのかはわかりませんでした。乳幼児との遊び方の一種なのかなと、あまり気に留めていませんでした。子どもがそれで泣いても、たまたま力が入りすぎたのかなと思っていました。

 

しかしあるとき、元配偶者が、子どもが泣いているのに何度もそれを繰り返していて、しかもそのたびに元配偶者が幼い子供にのしかかりながら、泣く子供の様子を見て「アハハ」と声をあげて笑っているのに気がついて、背筋に寒いものが走りました。元配偶者は、自分の楽しみのために子の足を開いて上に乗っている。子供はいつも痛がって泣いている。これは何かおかしいのではないかと。

 

萩谷麻衣子弁護士も自分の子供にしていた「行為」

 

その後、子供から「(元配偶者に)殴られた」、「風呂にいれてもらえない」などの訴えがあり、ようやく元配偶者による子供への暴行に気づき、「あの足を開いて上に乗る行為は虐待だったのではないか」と気が付いたのです。気づくのが遅すぎると言われるかもしれませんが、言い訳をさせていただくなら、まさか自分の配偶者が、自分の見ている前で子供を虐待をするとは、考えが及ばなかったなのです。元配偶者にも、自分が児童虐待をしているという意識はなかったと思います。

 

でも、元配偶者は繰り返し子供に苦痛を与えて泣かせていたわけですから、虐待以外の何物でもありません。その行為の内容は、大人の性行為のいわゆる「正常位」の動作でした。子供がかわいい盛りに、親のいったいどのような心理状態が、あのような行動を取らせるものなのか、今でも不思議に感じます。

 

そして冒頭で述べたように、萩谷麻衣子氏は、依頼人の児童虐待について、自分の子育て経験から、それを肯定する発言をしたのです。自分の経験からその行為が「一般的に行われている」「子供は痛がるが、気にせず続けるべきである」という趣旨を述べたのです。

 

私が調べた限り、そのような行為を勧める学校や教室は見つけられませんでした。裁判では萩谷麻衣子氏に対し、どこでその行為が教えられていたのか聞きましたが、萩谷麻衣子氏は答えることができませんでした。萩谷麻衣子氏は、誰かから教えられたわけではなく、自分の判断で自分の子供の両足を開き、上に乗る行為をしていたようです。そして判決では、元配偶者のその行為が「不適切な行為だった」と判断されました。

 

つまり萩谷麻衣子氏は、自分の子供に、不適切な虐待行為をしていたことを裁判で告白したうえ、依頼人に同様の児童虐待を勧めたということになります。萩谷麻衣子氏の夫の佐々川直幸弁護士は、自分の配偶者が子供に対してこのような行為をしていたことを知っていたのでしょうか。

 

依頼人の利益のためでも、児童虐待を推奨することは許されない


弁護士は依頼人を擁護するのが仕事であることは理解しています。相手とぎりぎりの勝負をするなか、多少荒っぽいことをしてしまうのもわかります。でも、父母の争いとは関係がない子供を巻き込んで、子供への虐待を推奨するような発言をすることは、倫理的に許されないと思います。それによって児童虐待が継続したとしたら、罪のない子供に対してどう責任を取るのでしょうか。離婚という父母の争いにおいて最も大事なのは、罪のない子供に不利益を与えないことです。自分の子供に対して不適切な行為を行っていたうえ、それによって依頼人の児童虐待をも肯定しようとする萩谷麻衣子氏のような人間に、テレビに出てコメントをするような資格はないと思います。

 

そして、元配偶者や萩谷麻衣子氏が自分の子供に対して行っていた、「子供の両足を開いて自分の体を乗せる」行為が、子供に有益な行為であると誤解され、口コミなどを通じて親の間に広がり行われているのであれば、そのような行為は即刻禁止されるべきであると思います。

コメント