倉持麟太郎弁護士に関する懲戒請求書

第二東京弁護士会会長

岡田理樹 殿

令和2年7月27日

 

懲戒請求書

 

対象弁護士

倉持 麟太郎(登録番号 46478
150-0011
東京都 渋谷区東1-10-11

弁護士法人Next

 

懲戒請求の趣旨

 

 第二東京弁護士会会員である倉持麟太郎氏による児童虐待、面会交流妨害および強要行為が、「弁護士として品位を失うべき非行」に該当するため、倉持麟太郎氏に対し、弁護士法第56条に基づく懲戒処分を下すことを求める。

 

懲戒請求の理由

 

第1 倉持麟太郎氏による行為内容

 倉持麟太郎氏は、平成30年3月30日に倉持麟太郎氏の元妻(以下「元妻」という)の代理人である田村勇人弁護士、堀井亜生弁護士、沼里祐太弁護士に「ご連絡」と題した文書を送付した。その中で倉持麟太郎氏は、元妻に対して「第三者への口外禁止を書面にて確約していただくことが必要です」「(確約がなければ長男との)面会交流を見合わせざるを得ません」と述べ、元妻へ面会交流の交換条件として、口外禁止を書面で確約するよう強要した(甲1)。

 なお、同様の内容が「週刊文春デジタル」において動画により報道されている(甲2)。この動画中の、倉持麟太郎氏が元妻に送付した文書の映像によれば、倉持麟太郎氏が元妻に対して送付した文書の内容は、甲3号証の通りである。

第2 倉持麟太郎氏による児童虐待および強要

 1 児童虐待

日本が締約国となっている「児童の権利に関する条約」第9条3項には「締約国は,児童の最善の利益に反する場合を除くほか,父母の一方又は双方から分離されている児童が定期的に父母のいずれとも人的な関係及び直接の接触を維持する権利を尊重する」と定められている。すなわち,倉持麟太郎氏の長男は,倉持麟太郎氏の元妻と定期的に親子の接触を維持する権利を有していた。そして長男の事実上の監護者である倉持麟太郎氏は、長男の監護の一内容として、長男が元妻と会う権利を尊重し、長男を元妻と定期的に接触させるよう監護を行う責任を負っていた。

しかし倉持麟太郎氏は卑劣にも、元妻の口を封じる目的で、「口外禁止を書面で確約しなければ子供に会わせない」と元妻を脅したことにより、長男には何の責任もない理由で、幼い長男をその実母である元妻から引き離し、長男が母親と接触する権利を侵害したのである。かかる行為は、児童虐待防止法第2条3項の「保護者としての監護を著しく怠る」に該当する、児童虐待行為であることは明らかである。

 2 面会交流妨害および強要

倉持麟太郎氏の長男が実母である倉持麟太郎氏の元妻に接触する権利を有している一方で、倉持麟太郎氏の元妻は、実子である倉持麟太郎氏の長男に接触する権利を有している。最高裁平成12年5月1日決定は,別居中の親権を持つ非監護親からの面会交流の申立てについて,「父母の婚姻中は,父母が共同して親権を行い,親権者は,子の監護及び教育をする権利を有し義務を負うものであり(民法八一八条三項,八二〇条),婚姻関係が破綻して父母が別居状態にある場合であっても,子と同居していない親が子と面接交渉することは,子の監護の一内容であるということができる」と判示している。

 しかし倉持麟太郎氏は、長男の事実上の監護者である立場を悪用し、元妻を「口外禁止を書面で確約しなければ子供に会わせない」と述べ、元妻が実子に接触する権利と自由を侵害すると脅迫し、元妻に口外禁止の書面での確約を強要した。かかる行為が、面会交流妨害行為及び強要罪に該当することは明らかである。

 

以上