森公任(もり こうにん)弁護士に5000円札をつかみ取られた思い出

森公任(もり こうにん)、森元みのりの両弁護士が、面会交流妨害で訴えられたようです。森公任氏といえば、忘れられない出来事があるので、書いておきたいと思います。

羽振りのいい離婚専門の法律事務所

森 公任(もり こうにん)弁護士

江東区新川にある森公任氏の事務所(森法律事務所)を訪れたのは数年前、元妻が子供を連れて家を出て行き、離婚訴訟の代理人を依頼する弁護士を探していたころでした。他に心当たりのある弁護士もいましたが、プライベートな問題をお願いするのもはばかられ、ネット検索で探して出てきた森法律事務所へ相談に行ってしまったのです。ホームページでは離婚事件の実績がアピールされていて、「男性でも親権を取れる」といった内容が詳しく書かれていたからです。

訪問した事務所は自己所有のビルらしく、羽振りのいい弁護士事務所だという印象を受けました。初回は所長の森公任氏の有料の面談を受ける必要があるということで、最上階に近い階の、がらんとした広い会議室に連れて行かれました。その一部に低い壁で区切られたパーテーションの中で、森氏に別居に至る経緯を説明し、なんとか子供に会う方法はないだろうかと相談したのです。

「それはあんたが悪いよ」

しかし森公任氏は、元妻が金銭に不満を持ち子供を連れて出ていった経緯を説明すると、「それはあんたが悪いよ」と言い出しました。もちろん、別居・離婚するわけですから、夫婦生活を維持できなかった当事者の片方である私にも落ち度はあるわけですが、あまりに断定的で一方的な言い方に面食らいました。

客観的にも、私だけが責められるべき離婚案件ではなかったはずです。その後の離婚訴訟でも慰謝料は一切認められていませんし、元妻が別居前に不満を訴えていた金銭の要求も認められませんでした。しかし森氏は、助けを求めて訪れた私を責め続けました。

なぜ助言を求めた相手から一方的に責められないといけないのか、混乱しましたが、何も言い返せませんでした。弁護士にもそれぞれ個人的な信条があり、それに基づいて案件を選ぶ自由もあるだろうと思ったからです。そして、これ以上は相談しても無駄だと感じたので、10分程度で早々に切り上げることにしました。

助言のない相談に費用は発生するか

森公任氏から有益な助言らしきものは何ももらえませんでした。単に森氏から一方的に非難され、裁かれただけでした。ただ事前に、相談料を支払うという約束はしています。

そこで、森氏は本当にこんな仕事で相談料を受け取るつもりなのだろうかという疑問が生まれました。約束だからこちらから支払わないとは言えないとしても、森氏はお金を差し出したらどういう反応をするのだろうか。要らないと言うだろうか、それとも受け取るだろうか。

弁護士が、もしも自分の個人的な信条に合わないという理由で助言をせず、相談や依頼を断ったのであれば、相談料は受け取らないはずです。しかし、もしも受け取ったなら、森氏は弁護士として仕事をしていないのに、報酬を受け取ることになります。

何事もなかったかのように「談笑」

帰り際、ふたたび森法律事務所の1階に降りたとき、森公任氏は1階の事務所のカウンター付近に手を置くようにして、誰かと談笑を始めていました。森氏に5000円札を差し出すと、森氏は私を見ずにお札だけを横目で一瞥しました。次の瞬間、森氏は体の向きを変えないまま手だけをこちらに伸ばし、お札を私の手から乱暴につかみ取って、そのまま何事も起きなかったかのように談笑を続けました。

事務所を出ていく私は、森氏の意識からは早々に消されているようでした。森氏からお札をつかみ取られた瞬間の感覚と情景が、何年経っても頭に残っています。

嫌でも人格が見えてしまう瞬間

森法律事務所が、離婚時に子供を連れ去った親の側の代理人を得意とする弁護士の「総本山」のような事務所であることは、その後に知りました。そのような方針も事務所の自由だと思うのですが、もしそうであるなら、ホームページに「親権を取れます」などと、連れ去られた親の離婚案件も歓迎するかのような内容を書かないでほしいものです。

森公任氏が連れ去り側代理人を積極的に手がけることを知った時も、森氏は、子供の利益や母性の保護などの信条や哲学に基づいて子供を連れ去った親の味方をしているわけではないのだろうと思いました。短い時間話しただけで、なぜそんなことがわかるんだと言われるかもしれません。一般的には、短い時間で相手の人格を見極めるのは難しいものですし、そんな能力もありません。しかし、ときには嫌でも、一瞬で相手の人格が見えてしまうことがあります。それは、森氏が5000円札を無造作につかみ取った瞬間でした。

家庭裁判所の調停委員はどんな人が選ばれるか

森公任氏は、子供のための親子の面会交流などに理解がある弁護士でもありませんでした。

仕事をお願いしたわけではなく、また相手方として森氏と対峙もしていません。十数分間話をして、その後お金のやりとりをしただけです。しかし、森氏が離婚する両方の親に対してに公平な立場で、子供の福祉にも配慮したうえで、離婚について判断ができるような人間でないことはわかります。

そして、そのような人が、なんと東京家庭裁判所の調停委員に選ばれていて、離婚の調停を仕切る立場にあるという話を聞くと、暗澹たる気持ちになります。このような人間が調停委員を務めているのなら、東京家庭裁判所の調停は信用できません。

検索結果だけで弁護士を探すのは危険

もしも、離婚のために弁護士を探している方がいらっしゃったら、くれぐれも私のように「離婚」「弁護士」などの検索キーワードで上位に表示される弁護士に、よく調べないで依頼したりすることのないよう、お気をつけください。このサイトの「離婚事件を扱う「オススメ弁護士」19選」という記事も参考にして、依頼する弁護士を選んでいただきたいです。それは子供と同居しているか否かは関係ありません。連れ去り側を得意とする弁護士に依頼すると、連れ去り側の親なら離婚裁判で勝ったかのように錯覚しますが、実は最大の勝者は弁護士で、依頼者はその瞬間失ってしまうものも多いのではないかと思います。

(Visited 1,157 times, 7 visits today)